そもそも『ドライオーガズムの定義』ってなに？
目次
2人目の体験者は松田優作さん(35歳)。
お尻の経験は今回が初めてという松田さんと、研究員伊藤あかりのセッション後の会話に耳を傾けてみましょう。
前立腺開発の第一歩「不思議な感覚」
どうでした？セッション終えてみて。
なんかすごく体がビクビクー！ってなって不思議な感じでした！
不思議っていうと？
イメージとしては中身がぱんぱんなスーツケースを頑張ってギューってやろうとしたらバーン！って跳ね返っちゃうみたいな感じです（笑）
なるほどねー！お尻の感覚的にはどんな感覚でした？初めてのお尻
いやー、不思議でしたね（笑）
慣れてない感じがすごくて必死でした。
必死というと？？
排便感がすごくて😭
普段出る場所や感覚のところを刺激されたら、ほとんどの人はそう思うよ〜。
どのくらい指入ってたんですか？
人差し指まるまる全部！
すご！結構入ってたんですね😳
でも大丈夫！大抵の人は便を気にするけど、普段便ってこの人差し指が入る直腸って部分にはなくて、もっと奥の方にいるものだから。
なるほどぉ〜。面白いですね！
あの違和感というか不思議な感覚って慣れたら気持ち良くなるもんなんですかね？こういう僕みたいな感覚って平均なんですか？
OtoLABOに来る人の大半が性癖的にノーマルな人が多いから、OtoLABO的統計の話にはなっちゃうんだけど、平均だよ！
お尻初めてですっていう人が来ていきなり「ぎんもぢぃいい！」ってなる人は20人に１人いるくらいかな。残りの９人の人は同じように「違和感、不思議な感じ、不快感、ちょっといいかも？」みたいなバラツキがある感じ。
なるほど〜〜。いや、ちょっとお手洗い行って来てもいいですか？
お尻の違和感の余韻が（笑）
どうぞどうぞ〜！（笑）
立てるかな（笑）
足がwww
～しばしトイレタイム🚽～
お尻結構抵抗してたよね？
そうなんですよ。違和感がすごくて。この感覚を受け入れることがスタートだとは思っていて、なるべくそこを意識はしてたんですけど…。
最後まで抵抗抜けなかったねwww
そうですねww
最後のオーガズムは普段と違うところってあったかな？
そうですね〜。不快感とまではいかないけど違和感はありましたね。
あ、でも最後の最後に変な感覚はありました。
というと？
最後ガクガクしてました。
最後の最後のオーガズムの前にも「ちょっとイってる」みたいな。
なるほど〜。プチオーガズム的なね。
はい、で、最後に液体が出たーみたいな感じでした。
女性と男性の開発って違うの？
ちょっと聞きたいんですけど、男性の開発と女性の開発って違うんですか？
女性の場合はさ、穴が２つあるじゃない？（笑）だからそういう意味でちょっと違うけど、基本的な開発手順みたいなものは同じだと私は思ってるよ。
そうなんですね。実は昔女性の人とアナルセックスをしたことがあるんですけど、今日の経験で当時の自分はその女性の人の気持ちが全然わかってなかったんだなって思いました🥺
アナルセックスの経験あるの！？（笑）
その時の女性の反応はどうだったの？
あんまり反応がなかったですね。特に何も言わないタイプでした。
アウトプットない系女子だったのね🥺
その人の気持ちを考えながらやりはしたんですけど、
当時はどんな感覚だったんだろうな〜。
その人も今日の優作さんみたいな感覚を感じていたのかな〜。私は指一本だけどペニスになるともっと太くなるわけだし、もっと大変だったかもね（笑）
自分独自のスタートラインを知ることが大事
私が触った感じと話を聞いた上で思ってるのが、今日優作さんの感想としては「いつも食べてるハンバーグとはちょっと味付けが違うハンバーグだった」みたいな感じだったんじゃないかな？
確かに、そんな感じがありますね。
開発って人それぞれスタートラインが違うのね。開発で大事なのって「まず現状の自分のスタートラインの感覚はどういう感覚なのか」というのを知るところが大事なの。スタートラインが分からないと次に進むための「壁」も分からないし、それを超えるための手段も適切に選べないから。
確かに。奥深そうって思いました。
一発目では到達できないかもって思いました。
女性もそうなんだけど、処女喪失時に気持ちいいって思える人の方が少なくて、大抵の人は「圧迫感」「異物感」「違和感」「不思議な感覚」って感想になることも多いの。
あ、自分も今日そんな感じでした。
挿入感が強くて内側から何かを感じる的な。
でしょ〜？人によってはあまりにもお尻の違和感や不快感が強くて、ペニスを刺激されても気持ち良くなかったり、萎えたままだったり、射精まで至れないって人もいるの。
それは大変ですね！
そう。そんな風に「人の感じ方には個性がある」のが大前提だから、私たちプロと呼ばれる側はその個性をできるだけ見極めたり、お客様とうまくコミュニケーションを取りながらペニスありきでもいいから快感を覚えていくお手伝いをしていくんだよね。
「イった」の定義は本人が決めるもの
でも入ってる最中ってほんと喋れないんですよね😂
抜いた瞬間は落ち着くんですけど。
結構そういう人は多いよ！だから私は「お尻と私の指で会話する」って言い方をよくするんだけど、お尻の感じから察して変化を促したりってよくするかな。「どう？？」みたいな😂
なんかそれわかります。なんか持ち直させようとしてくれてましたよね。
おぉ！？よかった伝わっててくれてww
セッション中って何度も体がビクビクしてたじゃないですか？あれって普通なんですか？普段ペニスだけの刺激だと無いので…。
普通だよ〜！私の体感だけど10人に2人くらいはなるかな。
あ、結構いるんですね！
そうそう。体の反応は人それぞれだからね。気持ちの変化と関連したビクビクだった？
そうですね。ビクビクするのが気持ちいいって感じではなくて、特定のタイミングでそうなるみたいな感じでした！
特定のタイミングっていうと？？
気持ち良さがあったうえでビクビクしてましたね。
だから個人的には「軽くイってる」状態なのかもしれないと思いました。
なるほどね！ここで面白い話があるんだけど、優作さんのその感覚を「イってる」って思えない人も結構多いんだよね。
え、そうなんですか？？？
うん。だって実際は精液も出てなかったじゃない？「射精🟰イってる」みたいな定義が男性のほとんどだから。
そういう風に言われると確かに「イってない」とも言えなくもないですね。
でもね、私は五年くらい働いてて、「僕はドライオーガズムできます」ってお客様が来ると必ず「○○さんにとってのドライオーガズムの感覚って？？」って聞くんだけど、ぶっちゃ100人いたら100人同じ回答じゃないんだよ。
理想は高く、目標は低くが開発の肝
みんなドライオーガズムの定義が違うってことですか？？
そうそう。優作さんみたいな感覚をドライオーガズムだっていう人もいれば、「その感覚はドライじゃない！」っていう人もいる。でもドライオーガズムだったり開発を楽しんで流人たちは総じて「ドライオーガズムの定義にこだわってない」人たちが多いよ。
と言うと？？？
例えば道具を変えたり、触ってもらう人を変えると本人が感じる感覚も変わることが多いんだけど、そういう「感覚の違い、気持ちよさの違い」自体を楽しんでる人が多くて、最終的な感覚の「オーガズム」にはあんまり執着してないんだよね。
ゴールを目指してるわけじゃなくて、過程を楽しんだ結果ゴールしてる的な？
そうそう！結局さ、「オーガズム」ってその前までに感じてる「快感」ありきなんだよね。なんだけど開発に行き詰まってる人の大半って「快感開発」を蔑ろにしてていきなり「絶頂感」を求めてる人が多いのね。
それはあまりよく無いんですか？
確かに「理想」があるのは大事なんだけど、「目標」も高くしちゃうと絶対にモチベが続かないのね。自分はまだ小学生の学力なのに独学で東大に合格しようと頑張ってるみたいな。
それは大変ですねww
でしょw？ネットの情報だけで開発する人って多いんだけど、必ず行き詰まることってあるんだよね。でも「行き詰まったときに相談できる場所」ってないし、あったとしても「ドライオーガズムができた当事者」の場合はあくまで「自分はこのやり方でうまくいった」方法しか知らないからアドバイスの範囲も狭くなっちゃうの。
それが自分にも当てはまるわけじゃ無い可能性もありますよね。
そうそう。だからそういう「悩み」がある人だったり、これからドライオーガズムを目指そうとしている人ほど最初は専門店に来て自分にあって正しい知識や方法を知るのが大切なんだよね。
ネットの情報は半分嘘だと思うのがベスト
確かに、違和感とかそういう感覚も回数で解消されるって言うのも知らなかったです。
そうなんだよね。なんかネットの情報って「これを使えば一発で！」みたいなの多いんだけど、嘘とまでは言わないけど当てはまらない人の方がほとんどだよ。なんかダイエットと同じw
これを飲めば一発で痩せるみたいなww
そうそうそうwwみんなアフィリエイトでそれを買って欲しいから誇大広告してるだけなのと同じ。
※アフィリエイトとは、ウェブメディアで商品やサービスを紹介し報酬を得る仕組み。リンク経由での購入が報酬につながる。
今日は「体験するぞー」みたいな軽いノリで来ちゃったんですけど、実際体験してみるとすごかったですw色んな意味でw
今日は来てくれてありがとう！お尻の異物感や違和感は性癖が普通な人だとよくあることだから「自分は向いてない」とか思わず、回数を重ねていくことで慣れていくから定期的に開発をやっていきましょうね〜。
わかりました。まだ次回よろしくお願いいたします〜。
はい！お疲れ様でしたー！！
モニター
担当研究員
・ドライオーガズム未体験だが興味津々。
・OtoLABOの店長と仕事を通じて知り合い、今回OtoLABOを体験していただく流れへ。