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ドライオーガズムを感じるには? 「ドライ難民」にならないために──プロが教える自分に合ったお店の選び方

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体得が難しいドライオーガズムの世界

ドライオーガズムを体験しようとしているものの、ドライオーガズム未体験のまま長く留まってしまっている方を「ドライ難民」と表現することがあります。

6年間で10,000件以上のセッションの機会を頂いた当店でも、世の中にドライ難民の方が数多くいること実感しております。一体なぜドライオーガズム未体験のまま留まってしまうのか。それには以下の3つの理由があると考えております。

  • 間違った情報を元にセルフでおこなっている
  • 他者からの押しつけにより、感覚を認識できずにいる
  • 取り組みが弱い

まず、ネット上の情報を拾って、自己流でやっている方は、その方法が間違っていることがあります。ただし風俗店で開発をお願いしている方でも、お店選びを誤ってしまうと自身で求めるものと異なってしまう場合も。

また、ドライオーガズムの開発には時間がかかります。「毎週1回は行っています」という方と、「1年に1回、前立腺マッサージを行っています」という方を比べると、やはり前者の方が早くドライ難民を脱することでしょう。

長らく「ドライ難民」でいる方には、何かきっかけが必要な場合がほとんどです。意識を変えるか、やり方を変えるか。

中には、本当はかすかな快楽を得ているはずなのに、それに気づいていないだけという方もいるかもしれません。思い込みや過剰な期待を持たず、まず現実や自分に向き合うことも大切です。

ドライオーガズムへ導くためのアプローチ方法

前立腺開発をその道のプロに委ねようとした場合、従来はSMやM性感といったジャンルのお店を利用するしかありませんでした。それらのお店では、性癖を満たしながら、あるいは様々なアナルプレイの一環で前立腺マッサージが行われます。男性側がM性を持っていれば適合度が高いですが、対応する女性の技術に依るところも大きいです。

一方、男性自身の身体に主体を置き、筋肉の使い方や呼吸、感覚を研ぎ澄ますことで身体的な感度を上げ、その末にドライオーガズムの体得を目指す方法があります。

いわば「身体的アプローチ」とも呼ぶべきこの方法は、前立腺マッサージを行う施術者の技量や経験といった外的要因に依存せず、自身の肉体と感度のコントロールを以てドライオーガズムを体験することを目指しています。

つまり「身体的アプローチ」とは、再現性のあるドライオーガズムを体験できるような身体を獲得することへ向けたアプローチ方法なのです。

<身体的アプローチのメリット>

ドライオーガズムの専門店を作りたいという代表の想いから「2019年7月17日」にOtoLABOが誕生しました。そしてお客様にご利用いただく中で、ドライオーガズム体験の誘発が外部環境に依存している割合がとても大きいことに気づきました。

その後、「いかにしてドライオーガズム体験の再現性を高めるか」という課題を、研究員の「伊藤あかり」が試行錯誤し続けてきました。そこで得られた結論は、”技術のある他者に触られることで誰でもドライオーガズムに到達できる”という事実は存在せず、男性側の自発的な取り組みも併せて必要である、ということでした。

そこで導き出されたメソッドが「身体的なアプローチ」をベースにしたドライオーガズム開発です。この開発方法では、誰の指で行われる前立腺マッサージであっても、気持ちよくなれる身体を目指します。

「この人だからドライオーガズムを得られる」では、性癖や性的嗜好がブーストされている状態であり、再現性が保てません。その人の優しさや見た目が興奮する要因となってしまったり、甘やかされたりMっ気を刺激されるような言葉責めや接客がないと興奮できなくなってしまう可能性があるためです。

こういったセクシャルな要素をなるべく排除した環境でオーガズムを得ることが出来てしまえば、「体得」は果たされ、その後の可能性は無限大です。自分の好みのシチュエーションや女の子に前立腺を触られることで、より強い快楽や快感を得られるでしょう。

そのためOtoLABOでは、まずは身体を軸に据えた前立腺マッサージを行っていく、ということが重要だと考えているのです。

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自分に合った開発をしてくれるお店の選び方

前立腺開発は、独学で進めることも可能です。ただし独学で行う場合には注意が必要です。ネットの情報を拾ってつまみ食いするようなことがほとんどだと思いますし、開発にとってよくない癖がついてしまうケースが少なくないからです。

そこで、みなさんにはプロに開発してもらうことをお勧めします。

ここでいうプロとは、お金をもらって沢山の男性を接客している方を指します。そうしたプロの方々に開発してもらうためには、お店を利用することになります。

ですが、お店選びや担当の女性選びについては複数の選択肢があります。どんな選択肢があるのか。ここではあなたに合ったお店や女性の探し方について説明していきます。

ドライオーガズム、前立腺開発を行う男性と接客する女性

<あなたに合ったお店選び>

ドライオーガズムを得るためのアプローチ方法には、ここまでに説明した「身体的アプローチ」に加え、「脳的アプローチ」と呼ばれるものがあります。

どちらが向いているか、ご自身の性癖にあわせて選ぶことがお店選びにおいても重要なポイント。ここでは、性癖に合わせたお店選びのポイントをお伝えします。

【マゾ性癖の方】

マゾ性癖の方は性癖とフィットした開発=「脳的アプローチ」が最も近道であると思います。

その場合でも、お店選び、女性選びはしっかり調べて行いましょう。お店でいうと、やはりM性感というジャンルの、中でも開発を強みにしたお店をお勧めします。

さらに、同じお店に在籍している方々でもキャリアはまちまちなので、お店よりも女性個人にフォーカスする必要があります。お店の中でしっかりした研修システムを備えている店舗はほとんどなく、女性が自発的に学び、実践を経て身に着けている場合が多くあるためです。

逆に、お店は有名でなくてもしっかりした実力を備えている女性もいらっしゃいます。そういった方を探す場合、風俗店のポータルサイトなどでは情報が多すぎて探すのが困難。ピンポイントに個人を探す必要がありますが、Xなどの検索を使って個人にフォーカスすると見つけやすいです。

個人にフォーカスして探す場合の注意ポイント

お客様を巻き込むタイプの開発者はおすすめしません。

どういう人を指すかと言うと、その人なりの成功経験を軸に「お客様をこういう開発の仕方や前立腺マッサージでドライに導いてきた。これでドライを得られないのは、あなたの努力が足りない」という考えの人のことです。

本来であれば、相手がどう感じるか、どのような感覚なのか、と開発される側の状況を重視すべきですが、残念ながらこういった考えを持った方は多いので注意が必要です。

あくまでもクライアントファースト、顧客の感覚主義的な考えを持っている方をお勧めします。そんな方は開発の仕事への客観性を高く、謙虚に腕を磨いている場合が多いです。

【一般性癖の方】

一般性癖といわれても中々イメージが付かないとは思います。ここでは、SやMの割合が一般の範疇程度というイメージで使っています。こういった方は、M性感のお店などでの開発がうまくいっていない場合が多くあります。

こういった方には、先述の「身体的アプローチ」が向いています。筋肉の使い方や呼吸、感覚を研ぎ澄ますことで、身体的な感度の上げ、オーガズムのコントールの末にドライオーガズム体験を目指すものです。お店としてはOtoLABOのような純粋な体の開発に軸を置いているお店が向いています。

また女性についても、個々人の身体に向き合い、具体的な助言をしてくれる、トレーナーのようなスタイルの開発者と出会うことができると、より効果的でしょう。最初から劇的な快楽を覚えることはほとんどない、と現実を最初に説明してくれる人は非常に貴重です。

「ドライ難民」を脱するために

本稿の冒頭でもお伝えした通り、ドライオーガズム未体験のまま長く留まってしまっている、いわゆる「ドライ難民」の方は少なくありません。ドライオーガズムを得るためには適切なアプローチ方法があることや、正しいお店選びが必要なことも要因かと思います。

今回のコラムをご覧になった方の中には、アプローチ方法やお店選びの方法は分かったけれど、結局自分で開発するにはどうすればいいのか疑問に思った方もいらっしゃるかもしれません。

そこで次回のコラムでは「ドライオーガズムの正しい開発方法」をお伝えします。ドライオーガズムを得るために必要なことなども紹介しますので、ぜひご一読いただければと思います。

ドライオーガズム未体験の方からすれば、ドライオーガズムは未知のものに思えるかもしれません。しかし、適切なお店選びや正しいやり方を抑えることで、その体験へと近づくことができます。それだけでなく、しっかりと向き合うことで体得することすら可能となります。

そうして向き合っていくなかで、恐らくご自身の身体と向き合う機会も増えることかと思います。そのなかで、より多くのことに気付くこともあるでしょう。今回の記事が、そうして進んでいくための第一歩へのきっかけとなれば幸いです。