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ドライオーガズムとは?ウェットオーガズムとの主な違いは? プロがメカニズムを徹底解説!

”男性のドライオーガズム”はとても魅力的でありながら、あまり知られていない単語であり、事象でしょう。

私たちが運営する『OtoLABO~五反田の前立腺マッサージ・ドライオーガズム専門店~』は、風俗店です。当店では性癖やフェティッシュを一切取り除き、男性の前立腺マッサージによるドライオーガズムの体得に特化した施術(=セッション)を行ってきました。それは個人差にとらわれない純粋な身体的な感覚を元にした、独自のメソッドと言えます。

累計1万人以上の顧客データを元に、多くの実践経験を持つ我々がドライオーガズムにたどり着くまでのコツ(ロードマップ)をどこよりも詳しくお伝えします。

そもそもドライオーガズムとは一体どういったものなのか。今回は、ドライオーガズムのメカニズムをプロが徹底解説します。

ドライオーガズムとは

ドライオーガズムとは、一言でいえば男性における”射精を伴わないオーガズム”(性的快楽の絶頂)を意味します。反対に、男性の最も身近で一番多く経験する”射精を伴うオーガズム”は、ウェットオーガズムと呼ばれます。

このように、ドライオーガズムとウェットオーガズムの主な違いは、射精の有無になります。

ドライオーガズムを引き起こすトリガーは、前立腺、亀頭、乳首などが挙げられます。中でも前立腺マッサージによるドライオーガズムはその代表格です。

前立腺そのものや前立腺の近くに位置する精嚢、もしくはお尻への挿入自体といった部位を刺激することによって快感を得られ、開発が進むと射精を伴わずに性的快楽の絶頂を迎えられるようになります。

ただし、ドライオーガズムを体得するためには個人の体験や練習が必要です。重要なのは、自身の身体を知り、適切な刺激や方法を見つけること。さまざまな方法やアプローチを試し、快感を得られるよう開発を追求することで、ドライオーガズムの世界に近づくことができるのです。

ドライオーガズムとウェットオーガズムの違い

ドライオーガズムのメカニズム

前立腺刺激によるドライオーガズムのメカニズムについては、まだ完全に解明されていない部分もあります。ここでは、一般的に知られている解釈を基にした解説を行っていきます。

前立腺は直腸と恥骨の間にあり、”栗の実大のサイズ”で例えられ、膀胱の出口で尿道を取り囲んでいます。男性の生殖機能をサポートする働きがある、男性にしかない臓器です。

精子を保護し運動を活発化する前立腺液を分泌するほか、射精時に収縮し精液の射出を補助をしてくれることがわかっています。

排尿にも関連している臓器であるため、前立腺肥大症などの異常がある場合、尿もれや頻尿といった症状が出ることもあります。

また、前立腺は平滑(へいかつ)筋と呼ばれる筋肉で構成されています。緊張を保つことや収縮によって内臓や血管の働きを維持している筋肉で、人の意志で動かすことはできません。

ただし前立腺自体は骨盤底筋群の中にあるため、骨盤底筋群*(いわゆるPC筋やBC筋)といった体幹のインナーマッスルを動かすことで、間接的に前立腺の位置を動かす、といったことが可能です。

前立腺の位置

*骨盤底筋群:骨盤の底部にハンモックのような状態で位置し、膀胱および腸などの内部臓器を支える役割を果たす骨格筋群。随意筋と不随意筋が存在する。

このように、前立腺は直接動かすことができず、また体の内側に存在しているため、直接触れることができません。そのため、前立腺を刺激するには間接的な方法を取ることになります。

ポピュラーなものは肛門から直腸を通じて行う刺激です。

  • 指を挿入して刺激する
  • 前立腺マッサージ器具を挿入する

といった方法があります。

そのほかのマニアックなやり方

マニアックな方法としては、

  • 体外から会陰を押すことで前立腺への刺激を行う
  • 尿道からカテーテルを挿し、前立腺へ到達させて刺激する(※非常に危険が伴うためおススメしません)

などもありますが、本稿ではあくまでポピュラーな方法を軸に解説を進めます。

指や前立腺マッサージ器具の挿入に併せて、前立腺の周りに存在するPC筋、尿道括約筋、肛門括約筋を意識的に動かすことで感度が大きく変わってきます。

こうした筋肉を動かすことで、射精時と同様の身体の動きを疑似再現することが可能となります。

つまり、本来は射精時に収縮する前立腺の挙動を擬似的に発生させ、あたかも射精したと脳に錯覚させる状態を作る。それこそが、ドライオーガズムのメカニズムと言えるでしょう。

ドライオーガズムの感じ方

前立腺刺激によるドライオーガズムと、射精によるウェットオーガズムとでは、感じ方に大きな違いが4点あります。

<オーガズムの特徴>

男性は一度射精すると、一時的に性欲の減退が起こり、オーガズムの回数は少ない。

一方、ドライオーガズムでは射精を必要としません。そのため、オーガズムが一度で終わることがなく、複数回オーガズムを迎えることができます。(開発具合などで個人差あり)

<オーガズムを体感する時間>

ウェットオーガズムは瞬間的なオーガズムですが、対するドライオーガズムは、ある程度長い時間に渡り、継続して発生します。

ドライオーガズムウェットオーガズム
射精の有無なしあり
刺激する部位前立腺・亀頭・乳首・会陰・脳・その他開発された体の部位ペニス
開発の難度高い低い
オーガズムの特徴前立腺(体の内側)から快感を得られるペニスを中心に快感を得られる
オーガズムの回数複数回が可能少ない
オーガズムを体感する時間長い短い

ドライオーガズムとウェットオーガズムの対比

<個人差によるオーガズムの捉え方>

一言にドライオーガズムといっても感じ方には個人差があります。マインドを重視したような表現として、

  • 男性型ドライオーガズム
  • 女性型ドライオーガズム
  • 脳イキ
  • メスイキ

といった表現もあります。

定義や分類に拘る必要はありません。あまり頭でっかちになりすぎると、前立腺開発の妨げになってしまうこともあります。自分が感じた快楽や感じ方をありのまま受け止め、自分にとってのオーガズムを認識していきましょう。

男性の性を、解き放つ

ドライオーガズムの魅力と深化について

ドライオーガズムの魅力は、それまで知ることがなかった「自分自身の未知なる体験と発見」。またその体験は、さらに追求していくことで、その先の世界が広がっていきます。

我々OtoLABOが掲げるミッションは「男性の性を、解き放つ」というもの。個々の固定観念に縛られないよう促し、ドライオーガズムの魅力を広げていきたいと考えています。

ドライオーガズムは奥深い世界です。快感を認知できるようになったあとでも、そのオーガズムを深化させることが可能なのです。

例えば、最初に自転車に乗れるようになった時、達成感を覚えたことでしょう。ですが、そのあとの努力次第で、より自由に自転車を操れるようになるはずです。このように、多くの場合で“習熟”という過程が存在します。

ドライオーガズムにも同じことが言えます。体験した瞬間がゴールではないのです。むしろ、そこをスタートに、その感覚をより楽しんでいただきたいと私たちは考えております。

開発の過程ではご自身の体や思考と向き合う時間も増えてくるでしょう。その中で、より多くの気づきを得て、楽しみながら自身の身体と向き合ってほしいと願っております。